[速報] 機械学習に特化したAWSの二つ目のカスタムチップ「Trainium」が発表されました! #reinvent
開催中の AWS re:Invent 2020 、こちらのキーノートにて、機械学習(ML)向けのカスタムチップ「Trainium」が発表されました!
AWSは既にAWS InferentiaというML向けカスタムチップを持っているので、二つ目ということになります。
利用できるようになるのは2021年ということなので詳細はわかりませんが、公開されたページからいくつか特徴をひろってみます。
(訳文は、DeepL翻訳の結果をベースに一部手を加えています)
- 機械学習のモデルトレーニング用(Inferentiaは推論用)
- 画像分類、セマンティック検索、翻訳、音声認識、自然言語処理、レコメンデーションエンジンなど
- Inferentiaと同じく AWS Neuron SDKを使用する
- Neuron SDKはTensorFlow、PyTorch、MXNetなどの一般的なMLフレームワークと統合されている
- 開発者は最小限のコード変更でGPUベースのインスタンスから簡単にAWS Trainiumに移行することができる
- EC2、AWS Deep Learning AMI、AWSマネージドサービスなどから利用できるようになる予定
- マネージドサービス = Amazon SageMaker、Amazon ECS、EKS、AWS Batchなど
要は、Trainiumを使ってMLのモデルをトレーニングし、出来たモデルをInferentiaで推論させる、みたいな使い方が出来るようになるわけです。
早期アクセス受付中!
前述の通りTrainiumが使えるようになるのは2021年を予定していますが、早期アクセスのためのサインアップが出来るようになっています。
Trainiumの紹介ページにリンクがありますので、そちらからフォームにアクセスしてください。お見逃しなく!
AWS re:Invent 2020 は開催中です!
参加がまだの方は、この機会に是非こちらのリンクからレジストレーションして豊富なコンテンツを楽しみましょう!